車検の平均費用はいくら?法定費用と車検基本料は最低限必要になる

平均的な車検費用

更新日 2025年8月28日

車検にかかる費用は、法定費用と車検基本料の2つがあり、さらに車両の状態によって消耗品の部品交換代が加わります。

法定費用とは、自動車を所有・使用するうえで法律により必ず支払うことが定められている費用で、自賠責保険料・重量税・印紙代が含まれ、全国どこで車検を受けても金額は変わりません。

車検基本料は、整備工場やディーラーが点検、整備、検査をおこなうための費用で、技術料や代行手数料なども含まれており、車検の依頼先によって異なります。

部品交換代は、ブレーキパッド・ワイパーゴム・エンジンオイル・バッテリーなど使用状況や年数によって交換が必要と判断されれば費用が発生します。

目次

法定費用は国が定めた全国共通の固定費

法定費用とは、どこのお店で車検を受けようと必ず固定でかかってくるもので、税金+保険料+手数料 をまとめたものです。

どこのお店でも固定でかかり、車種ごとで金額が異なります。

法定費用の内訳
  • 自動車重量税(税金)
  • 自賠責保険料(保険料)
  • 印紙代(手数料)

お店によっては、法定費用のことを諸費用と呼ぶところもあります。

自動車重量税

自動車重量税は、所有している車の重さに比例して料金が高くなっていき、車検時に有効期間分(新車3年、継続車検2年)を先払いします。

所有している車の重さが分からないという人は、車検証に記載されている「車両重量」の数字を確認してください。

隣の項目にある「車両総重量」とは、その車の乗車定員に対して大人ひとり当たり55kgを加算したもので、とたえば車両重量1500kgが乗車定員5人だった場合、車両総重量は1775kgになります。

ちなみに重量税は車両重量に対してかかってくるので、車両総重量を覚える必要はありません。

普通乗用車の継続検査時における自動車重量税の税額は以下のとおりです。

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車両重量エコカーエコカー
(本則税率)
エコカー以外
13年経過18年経過その他
0.5トン以下免税5,00011,40012,6008,200
1トンまで10,00022,80025,20016,400
1.5トンまで15,00034,20037,80024,600
2トンまで20,00045,60050,40032,800
2.5トンまで25,00057,00063,00041,000
3トンまで30,00068,40075,60049,200

上記の表は2年自家用の場合です。引用元、エコカー減税についてはこちらをご覧ください。

自賠責保険料

自賠責保険は国が定めた強制保険ですので、車を保有するには必ず加入しなくてはいけない保険です。

保険の期間は次の車検までカバーする必要があるため、継続車検を受ける場合は24か月で加入が必要になります。

保険料は、普通乗用車、軽自動車の車両区分や、車の所有地が本土または沖縄県、その他の離島などによって異なるなど、少し複雑な設定です。

車を本土で利用する場合の自賠責保険料は以下のとおり。

軽自動車

契約期間保険料
12か月¥11,440
13か月¥11,950
24か月¥17,540
25か月¥18,040
36か月¥23,520
37か月¥24,010

自家用乗用自動車

契約期間保険料
12か月¥11,500
13か月¥12,010
24か月¥17,650
25か月¥18,160
36か月¥23,690
37か月¥24,190

上記は2025年8月現在の自賠責保険料です。

自賠責保険は事故の発生状況などによって毎年4月に保険料の見直しがおこなわれるため、常に最新の保険料を確認してください。

自賠責保険については以下の記事でも解説しています。

印紙代

車検時にかかる印紙代とは、車検の検査手数料にあたる費用で、国土交通省に納める「自動車検査登録印紙」と、独立行政法人自動車技術総合機構(NALTEC)に納める「自動車審査証紙」の代金を合わせたものです。

これらをまとめて検査手数料と呼ぶ場合もあり、車検のために陸運局に車両を持ち込むか民間の指定工場で受けるかによって金額が異なります。

ユーザー車検や認証工場で車検を受ける場合の印紙代は以下のとおり。

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車種自動車検査登録印紙自動車審査証紙合計
軽自動車500円1,700円2,200円
普通自動車500円1,800円2,300円

引用元:関東運輸局 登録・検査手数料一覧表

地方運輸局長から指定自動車整備事業の指定を受けた指定工場である鈴木自工なら、車検にかかる印紙代は合計1,600円です。(2025年8月現在・車検のコバック江戸川本店

車検基本料は作業項目や料金設定による金額の差が大きい

車検基本料は店舗で独自に値付けできるため、料金は作業の内容によって大きく金額が異なってくるのと、車の状態によって整備や交換が必要になると追加料金が発生します。

車検費用が高い順に並べると一般的には以下のようになります。

車検を受ける場所特徴
ディーラー車検メーカー基準で細かく点検し純正部品を使用。整備士の工賃も高い
指定工場(民間車検場)国から認定された検査ラインを持ちその場で車検を完結できるため、早い、安いをウリにする店舗が多い
認証工場(街の整備工場)点検・整備後に運輸支局へ持ち込むため手数料が高め。作業内容に柔軟性があり費用を抑えやすい
カー用品店・ガソリンスタンド車検を通すために最低限必要な点検・整備に絞り低価格を実現している
ユーザー車検(自分で持ち込む)自分で整備して陸運局に持ち込むため手数料はゼロ。不良箇所が見つかると車検に通らない

車検費用の節約しすぎはおすすめできない

車検の仕組みから考えて費用を安く抑えるということは、その場の検査での基準をクリアすればいいことなので、車検後の保証までは考えていないのが実情です。

その結果「車検を受けたばかりなのに故障した」「だから、格安車検は不安だったんだ」などのトラブルになることも。

車検をおこなった店舗は、できるだけ費用がかからないように配慮したつもりなので、意見がくいちがうことになるでしょう。

車検はどこの店舗で受けようが、基本は同じ検査をクリアしているだけです。

費用がかかってもいいからディーラーで車検を受けるのか、整備箇所を減らして費用を安く抑えるのかは、よく考えた上で依頼先を検討してください。

ディーラー車検が高額な理由

ディーラーの車検が高い理由は、メーカー基準の点検を徹底し純正部品を用いて交換や調整をおこなうため、部品代や工賃が高くなるからです。

整備士の工賃も高く設定されており、定期点検料や完成検査料など複数の手数料も車検が高額になる理由といえるでしょう。

ただし、単に車検を通すだけでなくメーカーの安心感という付加価値が含まれているといえます。

以下はトヨタのディーラーでアルファードの車検を受ける際の見積りです。

費用の内訳料金
定期点検料48,400円
完成検査料11,000円
代行手数料11,000円
自動車重量税32,800円
自賠責保険料17,650円
印紙代1,800円
合計122,650円

引用元:トヨタモビリティ東京

どこで車検を受けるかによって費用は変わる

指定工場は民間車検場として国の認可を受けており、自社の工場内で車検の検査までおこなえるため、陸運局に車を持ち込むことなく車検を完結できます。

メーカーの制約がないため、予算や希望に合わせて純正部品と安価な社外品を使い分けるなど柔軟な整備をできるのが強みです。

以下は車検のコバック江戸川本店の料金表です。(2025年8月現在)

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項目軽自動車小型乗用車
(1.0t以下)
中型乗用車
(1.0t超~1.5t以下)
大型乗用車
(1.5t超~2.0t以下)
1BOX・RV
(1.5t超~2.0t以下)
輸入車
(~1.5t)
ボンネットバン
(4ナンバー)
車検整備料¥19,800¥22,800¥23,800¥24,800¥25,800¥36,900¥23,800
検査代行料¥6,900¥6,900¥6,900¥6,900¥6,900¥6,900¥6,900
検査登録費¥5,000¥5,000¥5,000¥5,000¥5,000¥5,000¥5,000
OBD点検料¥3,500¥3,500¥3,500¥3,500¥3,500¥7,000¥3,500
OSSシステム利用料¥3,000¥3,000¥3,000¥3,000¥3,000¥3,000¥3,000
消費税¥3,820¥4,120¥4,220¥4,320¥4,420¥5,880¥4,220
自賠責保険¥17,540¥17,650¥17,650¥17,650¥17,650¥17,650¥12,850
重量税¥6,600¥16,400¥24,600¥32,800¥32,800¥24,600¥6,600
印紙代¥1,600¥1,600¥1,600¥1,600¥1,600¥1,600¥1,600
車検費用合計¥67,760¥80,970¥90,270¥99,570¥100,670¥108,530¥67,470

認証工場も、国の認可を受けて一定の整備設備や資格を備えていますが、指定工場のように自社で車検を完結させることはできません。

整備した車を、陸運局に持ち込んで検査を受ける必要があるため、持ち込み代行費用や車検のスピードに差が出ます。

カー用品店やガソリンスタンドの車検は、指定工場として自社で検査する店舗もあれば、提携工場へ持ち込んで対応する店舗もあります。

多くは自社の顧客として囲い込むことを目的としているため、車検をきっかけにオイル交換やタイヤ交換などのサービスも利用してもらえるよう、最低限の整備で費用を抑えたプランを用意しています。

自分で整備ができる人は、車を車検場に持ち込み自分で車検を受けるユーザー車検も可能です。

かかるお金は法定費用だけで済みますから、業者に依頼する車検に比べればかなりの格安に。

ただし、車検場の検査で不合格になると、自分で再検査を受けるか整備工場に依頼することになるので、走行距離の多い車や古い車にはおすすめできません。

交換時期が近い消耗品があると追加料金が発生する

オイルやバッテリーなどの消耗品交換や追加の整備が必要になると、車検基本料に加えて料金が発生します。

車検の際に交換時期が近い消耗品が見つかると、多くの店舗で自動的に見積りに記載するため思わぬ高額になることも。

追加料金には部品代だけでなく、交換作業にかかる工賃も加算されます。

交換する部品が増えるほど費用は高くなるため、緊急度の高い部品と整備以外は店舗と相談して決めましょう。

追加料金の目安

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項目部品代の目安作業代の目安備考
エンジンオイル・オイルフィルター3,000〜7,000円1,000〜2,000円交換時期が近くなければ不要
バッテリー8,000円〜30,000円1,000円〜3,000円アイドリングストップ車やハイブリッド車は高額
ブレーキパッド5,000円〜15,000円6,000円〜12,000円規定の厚さ以下になると車検に通らない
ブレーキオイル2,000〜4,000円3,000〜5,000円車検ごとに交換が推奨される
タイヤ(1本あたり)5,000円〜40,000円2,000円〜5,000円溝の深さが1.6mm未満の場合は交換
ワイパーゴム1,000〜2,000円500〜1,000円必須ではないが拭き取りが悪ければ交換
エアフィルター2,000〜5,000円1,000〜2,000円ゴミや虫などが詰まっていれば交換
エアコンフィルター2,000〜4,000円1,000〜2,000円ゴミや虫などが詰まっていれば交換
電球・ライト500円〜3,000円500円〜2,000円ヘッドライトやブレーキランプの球切れは車検に通らない
タイミングベルト10,000円〜25,000円15,000円〜30,000円走行距離10万kmが交換目安。費用が高額になる代表的な項目
ドライブシャフトブーツ交換3,000円〜6,000円8,000円〜20,000円ゴムの破れは車検に通らない

車検で一番安い方法は?付加サービスと割引もチェックしよう

一昔前はディーラーや民間の整備工場、または購入した店舗で車検を通すのが主流でしたが、最近ではオートバックスのようなカー用品店、ネット通販の楽天、車検費用を抑えたニコニコ車検など、さまざまな場所で車検を受られるようになりました。

そのため、少しでも多くのユーザーを囲うために、車検整備費用を安くしたり、付加サービスを増やしたりしながら他店に差別化をおこなっています。

鈴木自工が展開している車検のコバックは、インターネットから予約すると最大26,400円の割り引きを受けられます。(江戸川本店・瑞江店)

車検のコバック江戸川本店・瑞江店の割引メニュー
  1. 早割
  2. コバック会員割引
  3. 初めて割引
  4. 平日入庫割引
  5. 代車不要割引
  6. 家族割引
  7. 新車初回車検割引
  8. 入庫日即決割引
  9. ネット予約割引
  10. 60分車検割引

※2025年8月現在です。諸条件ありますので詳しくはお問い合わせください

前述した車検の価格表に最大の割引額を適用した車検料金は以下です。

軽自動車41,360円
小型乗用車(1.0t以下)54,570円
中型乗用車(1.0t超~1.5t以下)63,870円
大型乗用車(1.5t超~2.0t以下)73,170円
1BOX・RV(1.5t超~2.0t以下)74,270円
輸入車(~1.5t)82,130円
ボンネットバン(4ナンバー)41,070円

インターネットが苦手な人は通話料無料の電話予約を受け付けています。

車検のお見積り、予約についてはこちらをご覧ください。

記事の管理者
鈴木自工メディア担当者

鈴木自工は車検のコバック、新車販売のジョイカル、車買取専門店アップルを運営する総合カーディーラーです。

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