廃車買取おすすめ業者10選【2025年最新】どんな車でも買い取れるからくりと手続きの流れを紹介

廃車買取おすすめ

更新日

廃車買取でおすすめなのは、査定の手数料や廃車手続きが無料で、対応エリアが広く全国どこでも引き取りに来てくれる業者を選ぶことです。

車の状態に関わらずどんな車でも買い取る廃車買取業者なら、たとえ動かない車であっても車体の素材やパーツには再利用の価値があると判断し、数万円の査定が出ることも。

中古車買取店では値がつかない車や、近隣で処分するにはレッカー代や解体費用がかかる場合にも、廃車買取を得意とする専門業者を利用しましょう。

廃車買取業者の一覧

廃車買取業者は無料の出張査定や引き取りが一般的で、どこも同じに見えがちです。

しかし実際には査定方法の違いや対応できる地域、営業時間によって依頼のしやすさが変わります。

鈴木自工の廃車買取

鈴木自工株式会社では、廃車になるお車でも最低保証5,000円以上(軽自動車は1,000円)で買い取りいたします。

東京・千葉で計17店舗が営業しておりますので、ご希望のお客様はこちらからお問い合わせください。

目次

廃車買取のからくりは?価値のない車が売れる理由

廃車買取のからくり

廃車買取業者は、買い取った車を再販するのではなく何かしらの形でお金になるルートを持っているため、中古車として売ることが難しい車でも買い取ることが可能です。

廃車買取の業者が利益を出せる理由は以下の3つです。

  • 車体の金属をスクラップとして売却する
  • 使用可能なパーツを中古部品として販売する
  • 海外で需要のある地域に輸出する

車体に使われている鉄やアルミなどの金属は資源として再利用できるため、車をスクラップとして解体した後、素材ごとに分別すると重さや相場に応じて買取価格がつきます。

バンパーやドア、ヘッドライト、ミラーといった外装部品はもちろん、エンジン関連のパーツや内装品なども中古部品として専門業者に販売。

社外製の高性能パーツなどで状態が良いものは、中古品を扱うカーショップやフリマサイトで売却され利益を確保しています。

日本製の自動車部品は耐久性や信頼性に優れており海外で安定した需要がるので、輸出ルートを持つ車買取業者は走行できない車や古い車でも積極的に買い取りをおこなっています。

廃車買取おすすめ業者一覧!引き取りや手続きにお金はかからない

廃車したいと考えている車、長期間放置された車などは、Webから申し込める廃車買取業者に頼むと手数料無料で引き取ってくれます。

売却時にトラブルのもととなりやすいレッカー費用や、還付金の手続きなどについても明確化している廃車買取業者を選びましょう。

スクロールできます
業者名対応地域入金日買取保証引き取り
カーネクスト全国1~2週間程度0円以上無料
廃車王全国-0円以上原則無料
ソコカラ全国最短3営業日0円以上無料
ナビクル全国書類提出後2営業日以内-無料
セルトレ全国業者による-原則無料
廃車ツヨシ!全国-0円以上無料
ハイシャル全国最短即日0円以上無料
タウ全国1〜2週間後-無料
廃車本舗全国2〜3営業日後0円以上無料
車選びドットコム全国2営業日後-無料

※入金日は書類などの不備がなかった場合です。
※当サイトでおすすめする業者は廃車買取ランキングの評価基準をもとに選定しています。

カーネクストは古い車や過走行車を積極的に買い取っている

対応地域全国
入金日1~2週間程度
税金還付あり
買取保証0円以上
引取費用無料
営業日年中無休
営業時間8:00~22:00

カーネクストは、自社で運営するオークションや海外への販売ルートに加えて、パーツや鉄資源として車をリサイクルできる販路も持っているため、古い車や過走行の車でも販売ルートが見つかって思わぬ高額査定になることも。

過去には、2001年式で走行距離204,000kmの車を270,000円で買い取るなどの実績もあります。

引用元:カーネクスト

不動車ではないけれど、状態が悪く買い取りは無理だろうと諦めている車をお持ちなら、一度査定に申し込むのもおすすめです。

カーネクストは、全国にある13,000社以上の自動車関連業者と提携しており、廃車買取を申し込むと自宅や修理工場、ディーラーなどの場所を問わず、無料で引き取りをおこないます。

車が動かせない状態であってもレッカー代などの追加料金は一切かからないので、故障したまま自宅以外に放置した車でも手数料は無料です。

廃車王は国の認可組合に加盟しているから引取後まで安心して任せられる

対応地域全国
入金日-
税金還付あり
買取保証0円以上
引取費用原則無料
営業日年中無休
営業時間9:00~22:00

廃車王はNGP日本自動車リサイクル事業協同組合の関連会社となっており、経済産業大臣の認可を受けた団体に所属しています。

自動車リサイクル法などの厳しいルールに基づいて廃車手続きと解体を進めるため、引き取った車が不法投棄されたり環境汚染につながる不適切な処理がおこなわれる心配がありません。

0円以上での買取保証付きで廃車は解体して使える部品は再販するので、走れない車でも程度によっては値段が付く場合があります。

廃車王は150店舗あり、レッカー車等での引き取りは一部の離島を除いて全国に対応しています。

ソコカラは全国どこでも最短即日に廃車を引き取ってくれる

対応地域全国 ※一部離島は除く
入金日最短3営業日
税金還付あり
買取保証10,000円
引取費用無料
営業日平日
営業時間-

廃車買取のソコカラは、スマホでカンタンネット査定に申し込むと、全国の場所を問わず最短当日中に車を引き取りに来てくれます。

車の情報は20秒程度で完了し、査定額と引き取りについて電話で確認した後は、車の引き取りを待つだけ。

必要書類の提出と車両の引き渡しが完了すれば、最短3営業日以内に買取金額が口座に振り込まれます。

廃車買取の申し込みから買取代金の受け取りまで早ければ3日間で済んでしまうため、できるだけ早く車を処分したい場合に最適です。

必要書類は郵送でもやり取りできますが、Webで手続きを済ませておき車両引き上げ時に渡す方法も選べば、やり取りはスマホで完結します。

2025年7月現在、最低買取保証10,000円以上キャンペーンを実施しているので、どうしても値段がつかない車の売却を考えている人はソコカラに申し込んでみましょう。

対応地域全国
入金日書類提出後2営業日以内
税金還付あり
買取保証-
引取費用無料
営業日平日
営業時間(対応時間)10:00~18:00

ナビクル廃車買取のWeb申し込みは、メーカー名を入力すると適合する車種や年式など7項目が次々と表示されるため、25秒程度で完了します。

入力が完了するとすぐに電話がかかってくるので、買取金額や車両の引取日などを打ち合わせしましょう。

ナビクル廃車買取の流れ
  1. スマホやパソコンから申し込む
  2. 電話による査定
  3. 金額に満足すれば契約
  4. 車両の引き渡しと必要書類の受け取り
  5. 必要書類を郵送する
  6. 買取金額が入金される

売却した代金は、必要書類を郵送後の2営業日以内に自分の口座へ振り込まれます。

セルトレは高値が期待できる買取方法を自動で選定する

対応地域全国
入金日業者による
税金還付-
買取保証-
引取費用状況による
営業日平日
営業時間10:00~18:00

セルトレの廃車買取は、申込時に入力した車両の状況に合わせた車買取業者を、自宅の近隣から自動的に探してくれます。

国内で再販、海外への輸出、廃車にして解体、の3種類から査定で価格を付けやすい車買取業者が紹介されるので、少しでも高く車を引き取ってほしい人におすすめです。

「極力買取価格が付く」形で査定業者を自動選定します。

引用元:セルトレ

セルトレは、一括査定のように複数の廃車買取業者へ査定を依頼することから、高値での買い取りを期待できる反面、電話でのやり取りが多くなります。

廃車予定の車を引き取る場所によってはレッカー代がかかる場合もあるので、各業者には引き取りの手数料を事前に確認しましょう。

廃車ツヨシはどんな車でも0円以上の買取保証あり

対応地域全国
入金日-
税金還付あり
買取保証0円以上
引取費用無料
営業日-
営業時間-

廃車ツヨシは、過走行車、故障車、古い車、不動車を問わず必ず買い取ることを宣言しており、0円以上での買取価格保証もおこなっています。

引き取り費用やレッカー代は一切かからないため、どのような車であってもお金がかかることはありません。

廃車ツヨシは、Webで査定に申し込んだ後に電話で車の状態の確認があり査定額が伝えられます。

金額に満足できなければその場でキャンセルして売却をやめることができます。

ハイシャルは所有者が立ち会えなくても車の引き取りが可能

対応地域全国
入金日最短即日
税金還付あり
買取保証0円以上
引取費用無料
営業日年中無休
営業時間8:00~22:00

ハイシャルは、売りたい車を自宅以外の指定した場所でも引き上げに行ってくれる廃車買取業者です。

最短即日に引き取りしてくれるので、長期間乗らず駐車料金だけ払っている場合や、修理をしないまま整備工場に預けている車を早く処分したい人におすすめ。

廃車の引き上げは全国に対応しており、レッカー代などの手数料は無料です。

買取金額は3営業日以内に振り込まれますが最短即日に入金される場合があります。

ハイシャルでは違法に無断駐車された車両の撤去もおこなっているので、放置車両で困っている人は一度相談してみましょう。

タウは車検証を紛失した車でも買い取りしてくれる

対応地域全国
入金日1〜2週間後
税金還付あり
買取保証-
引取費用無料
営業日年中無休
営業時間24時間

廃車買取のタウは、売りたい車の車検証を紛失してしまった場合でも代替書類を準備して売却の手続きを進めてくれます。

車上荒らしにあって車検証を盗まれた人や、荷物を整理している際に紛失してしまった人など、手続き方法がわからない場合にも安心して相談できます。

タウでは買取保証額を設定していませんが、実車での査定を重視しているため電話で査定するより高額査定になる可能性も。

実際の体験談によると交渉次第で買取金額が変わることもあるので、実車の査定時に相談してみましょう。

相見積もりで額を伝えたら査定額をあげてくれた

引用元:タウお客様の声

実車査定が難しい場合でも、メールやLINEによる画像査定をおこなっているので、車の引き取り前に借りの査定金額を知ることができます。

廃車本舗はリサイクル会社直営だから状態に関係なく買い取りできる

対応地域全国
入金日2〜3営業日後
税金還付あり
買取保証0円以上
引取費用無料
営業日平日
営業時間9:00~18:30

廃車本舗は、国内3か所にある自社の自動車リサイクル工場で解体事業をおこなっているため、エンジンなどがない車両や炎上した車を除けば積極的に買い取りしてくれます。

重機や特殊自動車も引き取り可能となっており、買い取りの対象となる車種が多い廃車買取業者です。

廃車本舗の買い取りできない車両はこちら

廃車買取の申し込みが完了すると当日または翌営業日に査定金額が提示されるので、金額に満足できれば郵送で書類のやり取りをおこないます。

査定金額の見積りは7日間有効なため、売却をじっくり考えたい人にも適しています。

車選びドットコムは最短10分で買取価格を回答

対応地域全国
入金日2営業日後
税金還付あり
買取保証0円以上
引取費用無料
営業日-
営業時間-

車選びドットコムの廃車買取を8:00~21:30の間に申し込むと、オペレーターから最短10分で買取価格の返答があります。

申し込みは画面の指示に従って入力すれば20秒程度で完了するので、時間を取りにくい人でも短時間のうち済ませることができます。

車の引き取りは全国対応で土日祝日にもおこなっておりレッカー代などは無料。

Webでの査定は年中無休で受け付けているため、申し込みから車の引き取りまで平日は時間が取れない人におすすめです。

車選びドットコムは自社で中古車買取サイトを運営しているので、程度の良い車であれば廃車と買い取りのどちらが良いか相談してみるのもいいでしょう。

廃車の買い取り相場はいくら?1万円~5万円程度が目安

廃車の買取相場

廃車買取の相場は、金属の市況、車種や年式による部品の価値、車の状態によって異なりますが、軽自動車なら1万円~3万円程度、部品点数が多い普通車なら1万円~5万円程度が目安です。

廃車となる車は事故車、水没車など状態が大きく異なるため、買取業者の公式サイトで同様の車種を探すか、申し込みした後の電話で概算価格を聞いてみましょう。

廃車買取の価格要素
  • 鉄やアルミの重量
  • 中古部品としての利用価値
  • 海外での需要
  • 車種
  • 年式

ほとんどの廃車買取業者はどのような車でも0円以上の最低買取価格保証をつけており、キャンペーンや独自の基準により5,000円~10,000円で廃車を買い取る業者もあります。

廃車と買取はどっちがいい?車の状態で判断しよう

廃車と買取の違い

廃車と買取は、査定価格だけでなく引き取りや手続きの流れにも違いがあるため、車の状態や必要な手数料などを比較して決めましょう。

廃車は、車の登録を抹消し公道を走れないようにしたうえで、解体・スクラップされるか部品としてリサイクルされます。

走行不能な車やエンジンなどの主要部品が壊れて高額な修理費がかかる車は、中古車としての再販が難しいため廃車が現実的です。

廃車に適した車
  • 走行距離が多く年式が古い
  • 事故で大きく損傷した
  • 事故車、水没車
  • 修理より買い替えたほうが安上がり

廃車買取業者は動かない車を運ぶレッカー車を用意しており、全国どこでも無料で引き取りをおこなっています。

廃車の手続きにも慣れているので自動車税や重量税、自賠責保険の還付金を受け取れるなど、安心して任せることができます。

買取は、買い取った業者がその車を中古車として販売することを前提としているため、走行可能な状態で需要がある車に向いています。

買取に適した車
  • 年式が新しく走行距離が少ない
  • 内外装の状態が良好な車
  • 修復歴がないまたは軽微な修理で済んでいる
  • SUV、ミニバン、軽自動車などの人気車種なら高額査定

中古車買取業者は、買い取った車に利益を乗せて再販することが目的なので、不人気車種や走行距離が極端に多い過走行車は買い取りしてくれない場合があります。

廃車と買取のどちらが良いか判断できない場合は、車一括査定サイトで複数の車買取業者に査定を依頼してみましょう。

過走行車や修理した事故車を低価格で販売する業者や、廃車買取の専門業者と提携している車買取業者も存在するため、車の状態にあった売却先が見つかります。

実車の査定があると値段がつきやすい

査定方法査定価格契約手続き
実車を確認プラス評価の可能性あり実車査定の後
Webのみ相場どおりスマホで完結

廃車買取での査定金額は、申込時に入力された車の状態をもとに決まる場合と、実際に車を確認してから買取金額が決まる場合の2通りがあります。

申込時に入力した情報だけで査定金額が決まる方法は、スマホでのやり取りだけで概算の買取金額を把握できます。

引き取りまでの手間が少ないため、動かなくなった車や状態が悪くプラス評価を得にくい車の廃車にはこの方法が向いています。

実車を確認してから査定金額が決まる方法では、事前に入力した情報だけではわかりにくい車の状態や、再販できる部品などのプラス査定につながる場所を細かく見てもらえるため、より正確で納得のいく買取金額になりやすいです。

輸出先で需要が高い車、オプション装備などに価値がある車を廃車買取に出す場合は、この方法が向いています。

査定日時の調整や立ち会いが必要になりますが、廃車が目的であっても値段がつく可能性が高まるので、買取金額を重視したい人におすすめです。

廃車すると税金や保険の還付金を受け取れる

廃車時に受け取れる還付金

廃車にすると、1年分をまとめて前払いしてある自動車税、車検有効期限の残り分の自動車重量税、自賠責保険の使わない期間分が月割りで返還されます。

還付金の種類と受取までの期間は以下のとおり。

還付金還付までの期間
自動車税約2か月
自動車重量税約3か月
自賠責保険1~2週間程度

自動車税は、廃車手続きが完了すると自動的に還付通知が届き銀行などでお金を受け取れます。

自動車重量税は車を解体する手続きをおこなった場合にのみ還付の対象となり、自賠責保険の返戻金を受け取るには保険会社への申告が必要です。

当サイトの調査によると、自動車重量税と自賠責保険の還付について言及している廃車買取業者は約4割でした。

「還付金を立て替えて支払います」や「見積りに含みます」など、廃車買取業者によって対応が異なるため事前に確認しておきましょう。

自動車税の還付

自動車税の還付は普通自動車が対象で、軽自動車は4月1日時点の所有者に1年分が課税されるため年度の途中で廃車しても税金は戻りません。

たとえば、4月に自動車税を納付して翌年3月まで有効な場合、10月に廃車手続きをおこなうと11月から翌年3月までの5か月分が月割りで還付されます。

自動車税還付額の計算方法

自動車税額 ÷ 12か月 × 抹消登録した翌月から3月までの月数

廃車買取業者に車を引き渡した後、運輸支局で抹消登録が完了すると、その情報が自動的に各都道府県の税事務所に送られて還付金の手続きが進みます。

各都道府県の県税事務所からおよそ2か月後に還付通知が届くので、還付通知と認印、身分証明書を指定の金融機関に持参し自動車税の還付金を受け取ります。

自動車重量税の還付

自動車重量税は車検を通すときに次回の車検までの期間分をまとめて納めているため、廃車時に車検有効期限が残っていると未経過分が月割りで還付されます。

たとえば、2025年4月に車検を2年取得し、2027年4月まで有効な普通自動車を2026年10月に廃車した場合、車検の有効期間が2026年11月から2027年4月までの6か月間残っていることになり、この分の自動車重量税が還付されます。

還付される金額は、納付済みの重量税額を残存期間で計算されるため、残っている期間が長いほど戻ってくる金額は大きくなります。

自動車重量税還付額の計算方法

重量税 ÷ 24か月(2年車検) × 車検有効期間の残存期間

自動車重量税の還付申請書を廃車手続きの際に運輸支局に提出することで、申請後約3か月程度で国税局から自動車重量税が還付されます。

還付金の受け取り方法は、申請時に指定した口座への振り込みか、ゆうちょ銀行や郵便局での受け取りを選択できます。

自賠責保険の還付

自賠責保険は、車検を通すときに次回の車検までの期間分をまとめて契約しているため、廃車時に保険期間が残っていると未経過分の保険料が返戻金として戻ってきます。

たとえば、2025年4月に車検を2年取得し、2027年4月まで有効な自賠責保険に加入している普通自動車を2026年10月に廃車した場合、保険期間が2026年11月から2027年4月までの6か月間残っていることになり、この分の保険料が返戻の対象です。

還付される金額は、加入時に支払った保険料を未経過期間で算出するため、残っている期間が長いほど戻る金額は多くなります。

ただし、自賠責保険には保険会社の手数料が含まれているため未経過期間に月数を掛けただけでは正確な金額はわかりません。

普通乗用車で東京海上日動の自賠責保険を解約した場合、6か月分の返戻金は3,080円でした。

引用元:東京海上日動

詳しい金額は、契約先の保険会社が公開している自賠責保険料の一覧表を確認してください。

自賠責保険の返戻金を受け取るには、廃車手続き後に保険会社や代理店に直接解約を申し出る必要があります。

自賠責保険の還付に必要な書類は以下のとおり。

  • 登録識別情報等通知書
  • 登録事項等証明書
  • 自動車検査証返納証明書
  • 抹消登録証明書
  • 自賠責保険証の原本
  • 自動車損害賠償責任保険承認請求書

申請後、約1~2週間程度で指定した口座に返戻金が振り込まれます。

廃車でも海外で需要がある車はお金になる

海外で需要がある車

廃車で高価買取になりやすいのは海外で需要のある車です。

海外では古い日本車を修理して使い続けることが多く、なかでも耐久性が高く低コストなディーゼル車、四駆、ハイエースなどの商用バンが人気です。

再利用できる部品がついている車もプラス査定になりやすいですが、解体や販売に手間がかかることもあり、車両まるごとに比べると買取価格は上がりません。

近年は気候変動対策として低排出ガス車の普及を積極的に推進する国向けに、ハイブリット車の需要も高まっています。

廃車買取の流れ!専門店なら面倒な手続きなし

廃車は登録抹消の手続きが必要になるため、買取と比べて準備する書類が多く還付金の手続きも発生しますが、専門の廃車買取業者に依頼すればレッカー車での引き取りから書類の作成や提出までをまとめて代行してもらえます。

Web申し込みに対応している廃車買取業者なら、スマホで車の状態を入力するだけで最短即日に買取金額がわかり、自宅にいながら手続きは完了です。

査定と引き取り方法を確認するために電話連絡があるので、わからないことはその場で質問できます。

廃車買取の流れ
  1. 廃車買取業者のWebサイトから申し込みを開始する
  2. 車種や走行距離と連絡先を入力する
  3. 買取業者から電話連絡があり車の状態をヒヤリング
  4. 車の引き取り日時を決める
  5. 車を引き渡す
  6. 還付金を受け取る

買い取りと廃車に必要な書類を準備する

廃車に必要な書類は、一時抹消登録か永久抹消登録か自分で申請するかなどによって異なりますが、廃車買取業者に依頼する場合は多くの手続きを代行してくれます。

廃車買取業者に依頼する場合に、申込者が用意する書類は以下のとおりです。

用意するもの普通車軽自動車
実印
印鑑登録証明書
認印
車検証
自賠責保険証
リサイクル券
譲渡証明書

以下の書類は、買取業者が廃車の手続きを代行する際に必要となる書類なので、受け取ったら記入・押印してください。

書類普通車軽自動車
譲渡証明書
委任状
申請依頼書
自動車検査証記入申請書

車を長期間放置していたため書類の紛失に気づかない場合もあるので、申込前に確認しておくことをおすすめします。

必要書類が見つからないときは、申込後の電話連絡があった歳に再発行の方法などを質問しましょう。

申し込みは最短20秒!廃車の買取は入力項目が少ない

廃車買取は、輸出や部品取りとしての再利用を前提としており国内で中古車としての再販は考えられていないため、細かい査定は不要となり最小限の情報で申し込みが可能です。

申込時に入力するのは、メーカー、車種、年式、走行距離などの車両情報と、電話番号など本人の連絡先となっており、20秒程度で完了します。

Webでの申し込みは24時間、年中無休で受け付けているため、休日や夜間にしか時間が取れない人でも問題ありません。

廃車買取業者の営業時間中であれば電話がかかってくるので、手続きの流れや引き取りの日程を決めてください。

電話のやり取りでおおよその買取金額がわかる

廃車買取をWebで申し込むと、廃車買取業者から電話がかかってきて車の状態や申し込み内容の確認がおこなわれます。

車検証を用意してから電話を受ければ、車体番号や年式などを正確に伝えられるため、買取業者が概算の査定金額を出しやすくなり、その場で目安の買取金額を知ることができます。

もし希望の査定金額にならない場合はキャンセルも可能です。

車内の私物や個人情報がわかるものを回収しておく

車を廃車買取に出す前に、車内に私物や整備記録、クレジットカードの控えなど個人情報が記載された書類が残っていないか再度確認します。

ダッシュボードやシートの下、ドアポケットなどに置き忘れた書類や小物はそのまま処分される可能性が高く、車の引き渡し後に取り戻すことは困難です。

なかでもETCカードやドライブレコーダーのSDカードは、機器に挿入されているため見落としやすい箇所です。

カーナビは解体前に業者が取り外して再販されることもあるため、初期化して目的地の履歴や電話帳を削除しておくとプライバシーの流出を防げます。

廃車証明書を受け取って抹消手続き完了を確認する

廃車買取を依頼したあとは、運輸支局または軽自動車検査協会から発行される廃車証明書のコピーを業者から受け取り、登録の抹消が完了していることを確認しましょう。

廃車証明書とは一般的に以下の書類を指します。

普通自動車登録事項等証明書
登録識別情報等通知書
軽自動車自動車検査証返納証明書
検査記録事項等証明書

廃車証明書を受け取ったら、記載されている登録番号や車台番号、抹消年月日などが引き渡した車と一致しているか確認します。

手続きが完了していないと、車の名義がそのまま残っていることになり、トラブルのもととなります。

翌年も自動車税の請求が届く

自動車税は車を所有している本人に請求されるため、名義が残ったままだと翌年の4月に納税義務が発生し納付書が届いてしまいます。

還付金を受け取れない

自動車税や自賠責保険料の還付金は、抹消登録が完了して初めて発生するため、手続きが滞ると還付金が戻りません。

不正な目的に車を利用される

悪質な買取業者が廃車処理を装い、実際には中古車として第三者に販売し事故や交通違反が発生した場合、名義が変わっていないと警察からの問い合わせや損害賠償請求が届く可能性があります。

廃車買取業者の選び方!買取実績や販路が多い業者がおすすめ

廃車買取業者の選び方

車を廃車するには、抹消登録や税金の還付手続き、自走できない車両の引き取り手配などが必要となり、一般的な中古車の買い取りとは手続きが異なります。

廃車買取の実績が豊富な業者は手続きの流れを熟知しており、レッカーによる引き取りや書類手続きの代行を無料でおこなっている場合が多く、手間やトラブルを避けやすいです。

独自の販路を持つ廃車買取業者であれば、事故車、故障車、水没車、過走行車、年式の古い車など、通常は買い手がつきにくい車も買い取ってくれます。

買い取りの最低価格保証を設定している業者なら、費用がかからないだけでなく売れないと思っていた車が5千円~5万円で売れることもあります。

全国対応の廃車買取業者なら地方や過疎地でもレッカー車で引き取り可能

全国対応のレッカー引取サービス

廃車買取は動かせない車の引き取りを前提としているため、買取業者は車を運ぶためのレッカー車を用意しなくてはなりません。

全国対応ではない廃車買取業者は、拠点ごとにレッカー車を用意できないため、営業エリアが狭まり申し込みを断られるか追加料金を請求される場合も。

全国対応の廃車買取業者であれば、通常の買取業者が対応しないような地域でも無料で車を引き取りに来てくれます。

自宅から離れた場所に長期間放置した車や、事故で動かせなくなった車でも費用を気にせず買い取りが可能です。

全国の自動車関連業者と提携している廃車買取業者も多く、電話一本で指定の場所へ車を引き取りに来る体制が整っています。

還付金の扱いが明確な買取業者を選ぶ

廃車時には、車検の残り期間に応じて税金や保険が前所有者に還付されるので、「買取金額とは別に還付金が支払われる」と明確に案内している廃車買取業者を選びましょう。

還付金の扱いが明確な業者であれば、還付金の概算額やいつ頃どのように支払われるのかを詳しく案内されます。

受け取れる還付金
  • 自動車税(普通車のみ)
  • 重量税
  • 自賠責保険料

自動車税の還付は普通車のみが対象で、抹消登録された翌月から月割で計算されます。

重量税と自賠責保険は車検の残り期間がある場合に限り、解体業者が発行する解体証明書などをもとに還付を受けることが可能です。

これらの還付金は、国や自治体から所有者本人に支払われるため最終的な受け取りは自分でおこないますが、必要書類の準備や提出は廃車買取業者が代行しています。

還付金の扱いについて説明が曖昧な業者は、廃車の手続きが遅れることで還付が無効になる、または受け取れるはずのお金が査定に含まれていたなどのトラブルにつながるおそれがあるので、事前に確認してから申し込んでください。

輸出や自社販売など独自の販路がある業者は高額査定が出やすい

廃車買取で引き取った車の販売先として、独自のルートを持っている業者は中間マージンを削減できるため、最低価格の保証や手数料無料といった条件で買い取りしやすくなります。

たとえば、車を買い取ったあとに自社で解体し、輸出や部品販売まで一貫しておこなえる体制があれば、外部への販売手数料やオークション出品料などが不要に。

車買取での査定額に上乗せしやすくなるため、値段がつかないような廃車でも積極的に買い取ってくれます。

廃車買取は不安?トラブル事例と対策

スマホで簡単に車の売却ができるようになったいっぽう、国民生活センターに寄せられる中古車売買に関する相談件数は増え続けています。

手数料無料で廃車と聞いて安易に任せるのではなく、トラブルに巻き込まれないよう業者選びは慎重におこなってください。

廃車費用を後から請求されて支払いトラブルになる


廃車買取を依頼したあと、引き取りや抹消手続きが済んでから「見積りには含まれていない」「遠方だったため出張費用が加算された」といった理由をつけて費用を要求される場合があります。

無料と案内しながら、実際には「手続き代行は基本料に含まれていないため登録抹消代がかかります」と説明されたり、引き取り先が営業所から一定の距離を超えるとレッカー代を追加で請求されたりすることも。

そういった請求は車両の引き渡し後に連絡が入ることが多く、支払いを断りにくい心理的な圧力を感じるかもしれません。

契約を交わすときは「無料に含まれる範囲」「距離や地域による料金の有無」を具体的に確認し、条件を書面で残してもらうと支払いトラブルを避けやすくなります。

車の状態がうまく伝わらず当初の査定額から減額される

廃車の場合、中古車の再販ではなく輸出や資源としての価値を重視するため、外装や内装の細かい査定が不要となり、電話やオンライン査定で完結する業者がほとんどです。

車検証に記載されている初年度登録や型式、走行距離などの基本的な情報だけで買取金額を判断することから、実車の状態が想定以上に悪いと減額されることも。

電話だけでは把握しきれないのは、フレームの大きなゆがみや腐食、エンジンやミッションの故障などが挙げられます。

また勘違いしやすい例として、水没が原因で壊れた車を不動車として業者に伝えてしまい、電気系統の故障や内部の腐食が進行していて全く価値がない場合です。

後から減額されるとトラブルに発展しやすいので、Web申込後の電話連絡があったときに把握している修復歴や不具合を正直に伝えることと減額になる条件を詳しく聞いておきましょう。

電話連絡があった段階でいったん保留し、複数の廃車買取業者に申し込んで比較するのも一つの方法です。

キャンセルができないまたは高額な違約料を請求された

廃車買取のキャンセルは契約前なら無料でできますが、一度成立すると書類の準備やレッカーの手配が進み取り消すことは難しくなります。

申し込み時に電話で「無料でキャンセルできる」と説明されていても、契約書には解約に関する条件が細かく記載されていることがあります。

キャンセルする可能性があるなら、いつの段階まで無料キャンセルが可能か、発生する費用がいくらなのかを把握しておきましょう。

複数の廃車買取業者を調査したところ、成約後のキャンセルに無料で応じる業者は少数で、ほとんどは10,000円から30,000円程度のキャンセル料が発生します。

契約は民法第522条により電話でも有効とされるため、内容をよく理解してから申し込みしてください。

廃車買取のよくある質問と答え

廃車するといくらもらえますか?

廃車してもらえるお金は、手続きで戻る以下の還付金や返戻金に、車そのものの買取額を合計した金額です。

  • 自動車税
  • 自動車重量税
  • 自賠責保険

税金や保険料は手続き完了後に残り期間に応じて月割で戻りますが、買取額は車両の状態・年式やグレードで異なります。

軽自動車は自動車税ではなく軽自動車税を収めており、年度の途中に廃車しても月割で還付は原則ありません。

廃車の手続きはどこに頼めばいいですか?

廃車手続きは、自分で手続きするか業者に代行を依頼するかの二択です。

自分で廃車手続きをする場合は、普通車なら運輸支局(陸運局)、軽自動車なら軽自動車検査協会に出向いて一時抹消または永久抹消をおこないます。

ディーラーや買取業者に依頼すると、車両の引き取りから廃車の手続きまで一括で任せられるので、手間がかからず簡単です。

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鈴木自工メディア担当者

鈴木自工は車検のコバック、新車販売のジョイカル、車買取専門店アップルを運営する総合カーディーラーです。

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